0712.ガルウイングドアの気分

「ガソリン生活」読み終わりました。


本屋さんに立ち寄って、伊坂幸太郎の文字が見えると

とりあえず買います。そして一気に読みます。だいたい文庫は持っています。

それくらい、お気に入りの作家さんです。


登場人物のことばの使い方が独特で、

ひとことひとことから面白みや皮肉、それぞれの感情が溢れて、

ページをめくる手がとまらなくなります。


「ガソリン生活」はタイトル通り、車目線でお話が進んでいきます。

いつものサスペンス要素も、車独特の言い回しで

どんどんと加速していきます。


印象に残っている言葉の一つ「ガルウイングドアの気分」。

あの、タイムトラベル映画の車デロリアンです。白髪もじゃもじゃ博士の。

これは、人間でいう「お手上げ」とのこと。

なんてかわいらしい!!

本当に車がどうしようもなくなったら、

前の扉をパーン!と開ける気がします。納得。

じゃあ、デロリアンはいつもお手上げ?

うーん確かにタイムトラベルに付き合わされて、あながち間違いではないかも。

こういう言葉遊びが詰まっているから、読んでいて飽きない。伊坂作品!


最後は、ほんとうに心温まる結末で、読んでいて気持ちが良かった。

陽気なギャング〜も読みたいんだけど、どうしてもそれより先に

新しい文庫を手に取ってしまう・・・


また、本屋さんに行こう。「そこに太陽がある限り!」

おみなむダイアリー.

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